間違ってた!!テンションの本当の意味
こんにちは、マリーです。
先日、友達と学校で「このアーティスト好き」「このアーティストのこの曲聞くとテンション上がる!!」なんて話をしていました。
そこに日本語を結構話せるALT(外国語指導助手)の先生が通りかかり「話に混ぜて」と言ってきたので一緒に話していました。
すると、私たちが普段何気に使っている「テンション」という言葉の使い方が、英語だと意味が通じないということに気が付きました。
どう間違ってるの?
私たちが「この曲、テンションあがるよね」なんて話しているとALTの先生が不思議そうな顔をするんです。
なぜかと聞くと「なんでテンションがあがるの?」と逆に質問で返されました。
その時は理由がわかる人がそばにいなかったので、うやむやになってしまいましたが、あとで日本の英語の先生と話していると、どうも「テンション」の解釈のしかたが、日本語と英語で違うらしいのです。
テンションの持つ意味
先生によると、「テンション(tension)」のもともとの意味は、「緊張」「張力」だとか「圧力」だということです。
よって日本語で言う「ハイテンション」は英語だと
高圧的な人→緊張している人
となるそうで、しかもこのような「緊張」のしかたはあまりしないそうです。
だから、ALTの先生は不思議そうな顔をしたんですね。
確かにこの曲を聴いて緊張するっていうのは変ですね。
では、英語での正しい使い方は?
テンションが上がっていると表現する方法はたくさんあるらしく、例を挙げると、
I'm so excited I'm peppy I'm full of beans
などがあるそうです。
個人的に気になるのが3つ目の「full of beans」です。
直訳してしまうと「豆がいっぱい」という意味なのに、意訳するとテンションが上がるを意味するんですね。なんかかわいい気もします。
反対に英語で「テンションが下がる」は?
テンションが下がるも同様にたくさん言い方があるらしく、例を挙げると
This sucks This blows I'm so annoyed
などがあるらしいです。
どれも日本語と比べると少しテンションを下げてる人が悪いなんていうニュアンスが含まれるらしく、あまり使わない方がよいみたいです。
さいごに
ここでは、「テンション」のことだけについて書きましたが、先生の話では「日本語ではこうだから、こういう使い方をすれば通じるだろう」と思って使ってしまうとまたく違う意味になる言葉がたくさんあり、イタイ目にあってしまうことがあるんだとか。。。
私たちは「高揚する」という意味で使ってたテンションが上がるがまさか「緊張」という意味でとらえられるとは、、、
和製英語をそのまま英語で使ってしまわないように注意することがたいせつですね。